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大暴落なのか?株高なのか?加藤あきらに聞いてみたーあすなろ投資顧問

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今日はそのレジュメを共有します。

 

2020/8/19動画テーマ『夏の暴落説を恐れる必要なし!今後の株高シナリオについて』

まず現状認識:日経平均が3/19安値16358円を起点に、戻りの天井を形成6/9高値23185円を突破=強気相場が示現

背景には・・・①新型コロナ対策の名目で各国が協調対応している政策期待、②経済活動正常化への道筋をつけるワクチン開発期待
⇒株価押し上げ要因に

未だかつてない規模の緩和マネー
⇒株式だけでなく、債券・為替・金・原油・仮想通貨あらゆる資本市場に流れる仕組みが作られた

今後は溢れ返って散らばっているマネーの行き場が交通整理されるイメージ??

株高と言うとまず最初に堅調な米国市場に注目が集まりがち
⇒事実、ナスダックが史上最高値を更新、S&P500も新高値目前

GAFAMの時価総額は7月末の東証時価総額587兆円をはるかに超える732兆円(8/18時点、為替106円)、

内訳:アップル1.96兆ドル、アマゾン1.59兆ドル、マイクロソフト1.59兆ドル、アルファベット1.03兆ドル、フェイスブック0.74兆ドル
⇒米国を代表するハイテク株に集中する構図が鮮明

ちなみに8/17に発表された日本の4-6月期実質GDPは500兆円を割れて485兆円に落ち込んだとマスコミは大々的に報じる
⇒いかにも米国株◎、日本株×を印象づける話だが、年率換算▲27.8%で米:▲32.9%、英:▲59.8%、独:▲34.7%、仏:▲44.8%、ユーロ:▲40.3%のそれと比べて相対的に落ち込み幅は小さい

8/18で3/19安値を起点とする相場はちょうど100日が経過したところとなる。
株式市場もまさに高値圏に位置していることから、相場格言にもある「上げ100日、下げ3日」を警戒する向きもあるだろう。
しかし、今後の展開を考えれば目先の一過性ともとれる下げ局面は押し目を待つ投資家にとってむしろ待ち望んだ買い場となるに違いない

米国では追加の経済対策案をめぐって与野党の激しい駆け引きが行われているが、米大統領選が迫りくる中でトランプ政権が政策を出し惜しみするとは考えにくい
米民主党も頑なに拒んで経済対策の足を引っ張っていると見られるのは避けたいところ

夏を過ぎて本格的にウイルス感染が拡大しやすくなってくる秋冬シーズンに向かっていくことを考えれば、政局関係なしに経済対策を強化してくるのは当然の流れ

そうした前提に立てば、9月に向けて日本株の上昇は再度アクセルをふかす展開が期待されるとともに、年後半にかけては米国市場に集まっているとされるマネーを引き寄せる転換点になると予想する

したがって、今話題となっている『バリュー株VSグロース株』の不毛な議論も株式市場を縦横無尽に駆け回るマネーの一側面に過ぎず、もはや取るに足らない。

今後バブル化への道を突き進んでいく日本株にとって、これから始まる上昇局面はまさしく“リスクフリー”のバブル相場を象徴するもので、バリュー、グロースどっちかではなくどちらもといった全面高の展開も期待しておいてほしい。

 

 

皆様の投資活動の一助となりますように

 

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