あすなろ投資顧問CEO大石です。
たまにはこちらで記事を。
さてさて上場企業の決算が出揃いました。
思ったより・・・
と言うか覚悟していた通りの内容が多かったのか
平時では最悪の決算内容だったとしても
一時的に売られた後はほぼほぼ元値に戻るといった動きが多かった印象。
逆に出尽くしで上げる銘柄も少なくありませんでした。
売られた航空系を拾う動きもありましたが、正直時期尚早でしょう。
月日が経ちやがて「あれは安かった」と言える日が来るかもしれませんが、長い長い旅路となりそうです。
一方中小企業はどうか?
東京商工リサーチ社のアンケート調査によれば主なトピックスは5つ。
- 廃業を検討している中小企業は8.5%で中間期より0.7ポイント悪化
- 30万社以上の中小企業が廃業リスク
- 7月減収だった企業は82%で4か月連続の80ポイント越え
- 政府や自治体の支援策を利用したのは約半数
- コロナが理由の支払い遅延要請は約1割が経験あり
*有効回答数1万3722社「第7回新型コロナウイルスに関するアンケート調査」参照
やはり年内には相当な数の倒産企業が出そうです。
コロナ問題が直ちに収束し、フルスロットルで経済をまわすことに専念できれば話は別ですが、モラルの面でも実体としても長い付き合いになるのは目に見えています。
シビアな選択の連続が経営の本筋
そこにコロナ周りののナイーブな問題に対して
真芯を捉えた判断が度々求められる今。
耐え凌ぐには先が見えなさすぎる。
勝負に出るには体力が持たなそう。
新しいアイデアはあるが行動していいのか判断が難しい。
という風に
フルネガで考えればお先真っ暗なのが現状です。
しかしながら、この困難をチャンスに変えて飛躍する会社もあります。
- クラウドファンディング
- EC関連
- 動画配信
- SaaS
- VR
- 5G
- 一部の飲食
などなど・・・
これまで伸びそうで伸びきらなかった分野や、益々加速した分野、新発見の分野などよくよく見ると技術革新の始まりを思わせる部分も多い事に気づきます。
株式投資目線で話せばそこにこそ投資妙味があり、かつての栄光が多少売られたからと言って今わざわざ買うのはナンセンスということ。
振り返ればいつの時代も産業革命には技術革新があり、その背景には戦争・災害などの破壊の歴史がありました。
今回も人類に与えられた使命としてポジティブにとらえ、いまより快適な人生の為のステップにしていきましょう。
2021年には大きな何かが起こる気がしてなりません。
いすれにしても
人類が未だ味わった事の無い
大きな大きな分岐点に居る事だけは確かです。
さてさて
あすなろ投資顧問
大石やすし