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まんもす藤井。君に牛歩戦術相場について話してもらったーあすなろ投資顧問

日本株専門家集団あすなろ投資顧問です。

 

前回の続きです。

まんもす藤井。が観測する2021年の牛歩戦術相場のテキスト化。

 

以下

 

●海外投資家動向
10月まで5兆売り越していたのが、11月以降海外投資家は2兆円の買い越し

★ETF需給
1570 日経平均レバレッジ 信用残 逆日歩5円 
1357 日経平均ダブルインバース 信用残 投げは先物の買い需給 1憶1000万株
今年の高値1730円 安値先週2日520円 三分の一以下に

★日銀動向 ETFは34兆1861億円と24%増以前、前場はTOPIXで0.5%の下落で買ったが0.3%下落でも買いに出るとこもある。下がれば日銀の買いが入る安心感。
日銀OBから出口の話題、個人に直接譲渡して保有が望ましい。買い入れたETFを個人への売却案。国民の資産運用に活用する出口政策。「今のように日銀のETFに含み益がある時期には割引価格で売ることが可能。時限的な売却制限をすれば、相場への下落圧力を一定程度防止できる」
あるシンクタンクの予測では「日経平均株価が2万3000~2万6000円程度で、日銀保有ETF(簿価約35兆円)の含み益は5兆~10兆円程度になる。

 

★裁定残 売り裁定 5億7980万株が残っており、下がれば現物売りの買い戻しが入る

 

★NY需給 11/30のテスラのSP500の採用銘柄に決まり、削除銘柄は12/11に発表
12/18NYはウイッチングもあり12/21に組み入れ その前にポジション解消の動き

 

★最後に今後の重要予定とテーマを確認して終わります

●まずは今日7〜9月期GDP2次速報(改定値)は、物価変動の影響を除いた実質で前期比5.3%増、年率換算で22.9%増と、速報値(5.0%、21.4%増)からそれぞれ上方修正され、市場予想上振れ。項目別では、個人消費が4.7%増から5.1%増、住宅投資が7.9%減から5.8%減、設備投資が3.4%減から2.4%減に上方修正。

 

●12月10日のECB理事会では、追加緩和の公算が高い。3月に導入したパンデミック緊急買入れプログラム(PEPP、大規模な資産購入)の増額・延長(現状、2021年6月まで、買い入れ枠は1.35兆ユーロ)のほか、銀行への資金繰り支援策、TLTROs(低金利での長期貸
付)の拡充が想定される。FRB、ECBに比べ日銀の追加緩和が小幅に止まる場合には、円高が進むリスクもECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)EU首脳会議(~12/11)

 

●12/11メジャーSQ 波乱なく通過

 

●FOMCが12/15~16
FRB が 11/25 に公表した 11/4〜5 の FOMC 議事要旨によると、「米国債の購入増など、追加緩和が可能だ」と指摘しFOMC で量的緩和策の拡充を検討する。新型コロナワクチンの実用化期待に加えて、実体経済の回復期待や FRB による量的緩和拡充期待も株高要因となる。

 

●政策面 年明けすぐには通常国会への20年度第三次補正予算提出、追加経済対策73兆6000億円、財政支出40兆円。その中には、中小企業に最大1億円を支援する「事業再構築補助金」Go Toキャンペーンの期間延長に加え、防災、減災に向けた国土強靭化政策として公共事業の上乗せが含まれる。脱炭素化に向けた2兆円の研究開発支援基金の創設。


★来年のテーマ:今年のテーマを引き継ぐ形

脱炭素 水素ステーション用バルブでキッツ (6498)、環境に配慮したボイラー 三浦工業(6005)
国土強靭化 ゼネコン、コンクリート関連、護岸工事に強い浚渫株
EV関連 日本電産、富士電機、
半導体 東エレ、信越、アドバンテスト 出遅れ中小型
景気敏感株(バリュー)の復活 空運、陸運、鉄鋼、造船

最後に来年丑年はどういう年にしたいですか? 牛年はブルですが、べたに牛丼屋、焼き肉屋の株。つまずきともいうらしく、丑年前回は2009年ドバイショック、1997年山一倒産、1985年はプラザ合意で円高不況でした。つまずきには注意をしたい。

 

以上

 

来年に向けた準備にお役立てください。

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